淡山疏水(兵庫県)の視察に行ってきました
9月13日(水)に淡山疏水(兵庫県)の視察に行きました。
兵庫県は日本一ため池が多い県(2万個以上)です。
頭首工説明版 | |
東播用水取水口 |
小関氏(淀川資料館)からご紹介いただいた諸留氏(元国交省)と岩田氏(版画作家)に案内していただき、淡河川疏水(明治24年完成)と山田川疏水(大正4年完成)とからなる淡山疏水を視察してまわりました。
東播淡河疏水 | |
水路始まり |
地元の人々の努力により疏水が完成したことにより、長い間水の確保に悩んできた地域に豊かな農地が広がりました。
御坂橋 |
淡山疏水沿線の各所に、サイフォンや分水所など利水の為に工夫した施設がありました。
サイフォン |
練部屋分水所は、地域の取り決め通り正確に分水するために設けられた分水施設です。
練部屋分水所図 |
貴重な水を、争うことなく分け合うことができる優れたシステムです。
練部屋分水所 |
雌岡山(めっこうさん:標高249m)からの眺望は最高で、豊かな田畑やため池、瀬戸内に広がる町に加えて、遠く明石海峡大橋や淡路島もしっかりと見えました。